関西Ruby会議06を支える技術(タイムキーパー編)

先日7/11(土)に、関西Ruby会議06が開催されました。

Overview | 関西Ruby会議06

まつもとゆきひろさん、笹田耕一さんの基調講演をはじめ、多くの講演・LTが予定されていたこともあり、参加者230名の関西最大級のRubyistイベントとなりました。

 

今回この関西Ruby会議のスタッフとしてタイムキーパーを担当しました。

今回はその体験記を残しておこうと思います。

 

きっかけ

4月頃から関西Ruby会議のスタッフ募集の案内がありました。

参加者が200名を超えるとなると準備も当日の運営も大変なはずです。

Rubyには日頃からお世話になっているので、少しでもお役に立てるのであればと思いスタッフ募集に手を挙げました。

 

タイムキーパー

今回初めてタイムキーパーを担当させてもらいました。

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何度か参加したRuby関西で、なんとなくタイムキーパーの動きを見ていましたが、

いざ自分がやるとなると動きをよくわかっていないことがわかりました。

ですが役割や心得をRuby関西のタイムキーパーの方が教えてくれたので、

やるべきことは明確になりました。感謝です!

 

工夫したこと

まずやったことは、タイムテーブルを表に書き出しました。

目的は次の通りです。

  • 開始、終了時刻をいつでも確認できるようにする
  • 各講演やLTの時間を把握する
  • 講演やLT間のバッファを把握する
  • 実際の開始、終了時刻を記録できるようにする

次に、時間の測り方を考えました。

これはiPhoneの時計のタイマー機能を使うことにしました。

 

後は、発表者に残り時間を伝える方法を考えました。

”5分前”、”1分前”、”終了”という3枚のページをkeynoteで作成し、Macの画面を見せることにしました。(もっとよい方法があると思いますが)

残念ながらこの残り時間のカンバンは、肝心の発表者にはなかなか気づいてもらえなかったようです。(半分くらいの方は気づいてくれたようです)

事前に発表者に伝えておくべきだったと反省です。

(発表者とのコミュニケーション方法はもっと工夫できると思います)

後は時間がきたことををどのように伝えるかという方法とポリシーも決めておくべきだったと反省です。

 

総括

全体的にほぼ時間通りに進められたのでホッとしました。

(途中でスケジュールの組み替えもなかったので)

そして参加者として参加してたときには気づけなかった運営サイドの苦労とありがたみを理解することができました。

改めてイベント運営の方々には感謝です。

今回の講演で”〜する技術”というタイトルがありましたが、”関西Ruby会議を支える技術”というものも少し理解できる場となりました。

 

あと最前列に座っていたので、奇跡的なショットが撮れました。

(matzとミラー越しの私)

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余談

まつもとさんの基調講演では、Rabbitが使われていました。

http://rabbit-shocker.org/ja/

プレゼン資料の下にうさぎとかめが表示されていて、かめが経過時間、うさぎが現在のページを表すようです。

プレゼンのペースが一目瞭然になるので、よいツールと思いました。

(これを理解したとき、まつもとさんの講演ではタイムキーパーの出番はないなとホッとしていました)